野球肩(リトルリーグ肩)とは？
野球の動作で、投球や送球などの投げるという動作が原因で利き腕の肩が痛くなる症状です。
他の投げる動作があるスポーツ(アメリカンフットボール、やり投げ、ハンドボール)でも痛くなりますが、特に野球をしている人が多いので、一般的に『野球肩』となりました。
また『野球肩』と言っても損傷している骨、筋、腱によって医学的名称が変わってきます。
- 上腕骨近位骨端線離開
- インピンジメント症候群
- 腱板損傷
- 棘上筋炎など
野球肩(リトルリーグ肩)の原因は？
原因は主に3つあります。
- 投げすぎ
- 投球フォームの悪さ
- 筋肉、関節のかたさ
①投げすぎ
野球肩はピッチャーに多く、投げすぎが原因と言われています。
繰り返し投げることによって肩に負担がかかり身体が回復しようとしても、間に合ってない状態が続き、疲労がたまり怪我につながります。
②投球フォームの悪さ
間違った身体の使い方をすることで肩に余分なストレスがかかり、痛みになります。
手投げのフォームの人になりやすくしっかり下半身を使ってなげる必要があります。
③筋肉、関節のかたさ
肩の関節はもちろんですが、他の筋肉や関節も柔らかくないと良いホームでは投げれません。
特に股関節、肩甲骨の動きはかなり大事になってきます。ココが動いてないと肩関節に負担がかかってしまい痛みになります。
当院では原因をしっかり診させて頂きしっかり治療します。
野球肩の症状
野球肩の症状と言っても、患者さんによっていろいろな症状があります。
例えば、どの動作のときに肩が痛くなるのかもかなり大事になり、治療ポイントも変わってきます。
また
★軽く投げるのは大丈夫だけど思い切り投げると痛い
★投げるマネ(シャドウ)は大丈夫だけど、ボールを実際持って投げると痛い
★近い距離は大丈夫だけど、遠くなったら痛い
★投げているときは大丈夫だけど、あとから痛みが出てくる
★肩が抜けたような感じになって、力が入らない
★肩が固まったような感じになって、うまく投げれない
★ただバンザイするだけでも、肩が痛い
★肩が張る、重い、だるい
★肩の前が痛い、後ろが痛い、上が痛い、奥が痛い
などの症状があります。
一つ言いたいのは、症状も大事なのですが、必ず痛みが出ている原因があるはずです！
- 間違った身体の使い方をしている
- 使い過ぎている
- 力が入り過ぎている
- 筋肉や関節が固くなっている
- メンテナンスやホームケアをおろそかにしている
当院は本当の原因をみつけて、患者さんに気づいてもらうようにアドバイスをさせて頂きます。
野球肩の治療
運動機能分析システム『EFAS』
一般的な野球肩の治療は、その痛めている肩まわりを治療することがほとんどだと思います。
当院も、もちろん肩まわりも治療しますが身体全体のバランスを重視します。
運動機能分析システム『EFAS』を使用し根本原因を探します！
ある決められた動きや動作をして頂き、それを元に分析し、固くなった筋肉や、こっている部位をわかりやすく表示して、見える化してくれますので、患者さんとも共有しやすく好評です！
対象筋肉の組合せは、最大45,360通りの中からベストな組み合わせを探し出します。
根本原因を的確に治療できるので早く良くなります！
微弱電流エレサスで特殊電気治療！
プロスポーツ選手愛用の機械で痛みをとり、ガチガチに固まった筋肉を、プル～ンプルンにします。
『エレサス®』はまず、身体にごく小さなテスト電流を流し、体内の電気的状態を器械が表示。
次に器械内部にプログラミングされている微弱な電流を身体へ通電して、体内の電気的なバランスを整えます！
深いところの筋肉まで届き、よくゆるみ、患者さんから支持を得ています。
また『エレサス®』は、痛みの改善と筋弛緩に高い治療効果が期待できるよう、出力電流の波形にも着目し研究と改良を重ねた治療器です。
痛みの原因となる生体組織へ電気的なアプローチをすることで、効果的に 体内の自己治癒能力を引き出しながら痛みの改善と緩和、そして症状の 改善を促します。
様々な医療現場で使用され、「痛み」に対して多くの 実績を残しています。